当記事では、フリーコンサルタント業(個人事業主)で独立、開業を志す方向けに、
最初にやるべきこと、税金の話、案件の獲得の準備を開設します。
フリーコンサルタント業の特長
コストかからず起業のリスクが小さい
フリーコンサルタント業のメリットは、コストがかからないことです。
飲食店を開けば店舗への設備投資、商品を作るには製造費が必要になりますが、
コンサルタント業は、パソコンと電話があればいつでも始められる業態です。
開業時に大金を借り入れる必要もなく、起業のリスクが低い特長があります。
利益率が高い
前出のとおり、飲食店やメーカーを経営するには、仕入れコストや製造費が発生します。
このコストは、製造する量が増えれば増えるほど、コスト(売上原価)も上がっていきます。
一方で、コンサルタント業は、このようなコスト(売上原価)は発生しにくい業種です。
売上のほとんどを利益をるすことができます。
フリーコンサルタント業は、利益率の高い商品といえます。
コンサル開業に資格はいらない
コンサルタントを名乗って仕事を行うことに、特段に資格や免許はいりません。
ただし、関連する免許や資格を持っていることで案件獲得に有利なる場合があります。
自分が商品である
ここまで、コンサルタント業での独立が、有利な特長を上げてきました。
一方で、これらの特長は、参入障壁が低く、誰もが簡単に開業することができるため、ライバルの多いレッドオーシャンの市場とも言えます。
そして、初期投資やコスト(売上原価)が抑えられる理由は、「自分が商品」だからです。
つまり、自分が商品として魅力的であれば、事業は順風満帆に進むでしょう。
しかし、自分に市場価値がない場合は、初期投資やコスト(売上原価)はかからないが、売上も上がらない状態になってしまいます。。
自分の商品価値を価値を上げていく努力が事業の要とあんります。
フリーコンサルタントとして開業する準備
フリーコンサルタントとして、最初から法人化する方法もありますが、法人化には20万円前後のコストがかかります。
また、利益のあるなしに関わらず、法人税(外形標準課税)を納める必要があります。
つまり、会社を持っているだけで税金がかかってしまいます。
一方で、個人事業主として開業すれば、これらのコストがかかりません。
最初は個人事業主としてはじめ、売上の成長に従い法人化する順序がリスクが少ない方法と言えるでしょう。

開業届けを税務署に提出する
開業届けとは、個人事業を始めたことを税務署に届ける出る書面です。
一般的には、事業を開始してから一ヶ月以内に提出することが好ましいです。
届け出をしないことに関して、何ら罰則はありませんが、届け出ないと、後述する税金の控除のメリットが受けられません。
青色申告承認申請書を税務署に提出する
開業届けとともに、青色申告承認申請書の提出も行いましょう。
青色申告承認申請書を提出しないことによる罰則はありませんが、以下に記載するメリットを得ることができます。
65万円の控除が受けられる
青色申告承認申請書を提出すると、確定申告の際に、最高65万円の、青色申告特別控除を受けることができます。つまり、税金が安くなります。
親族に支払う給与を経費にできる
生計を一にした親族や配偶者に支払う給与を「青色事業専従者給与」として必要経費にすることができます。
赤字の繰越し・繰戻しができる
事業が赤字になった場合、翌年以降3年間に赤字分を繰り越すことができます。また、前年が黒字で今年が赤字だった場合、遡って赤字分を相殺し、税金の還付を受けることもできます。
屋号での口座開設、クレジットカードが作れる
個人の名義ではなく、開業の屋号名で、銀行口座やクレジットカードを作ることができます。
銀行口座を分けて管理する
事業用の銀行口座と、プライベートの銀行口座、クレジットカードを分けておくことは大切です。
経理処理や確定申告、日々の経費や収支を確認するためにも、口座を分けて管理しましょう。
クラウド会計サービスを利用する
事業の経理処理を管理するために、クラウド会計サービスを導入しましょう。確定申告も楽に行うことができます。
名刺を準備する
リモートワークの進展で、クライアントと一度も対面せずに仕事をする機会も多くなりました。
この環境の変化で、名刺交換の機会も減ることになりました。しかし、まだまだ日本では名刺を出す機会が多くあります。いざ! というときに困らないように名刺は準備しておきましょう。
ホームページやSNSの開設
自身の人脈だけで顧客獲得を目指すならば必要はありませんが、広くクライアントを獲得するためには、広報用のホームページや、SNSを開設しましょう。
ホームページ開設にあわせて、ネットの独自ドメインも取得し、事業用のメールアドレスも用意しておくとよいでしょう。
フリーコンサルタントの求人・募集サイトに登録する
案件を獲得し売上をあげるために、フリーコンサルタント向けに案件紹介やマッチングを提供しているサービスに登録しましょう。
基本登録無料のため。積極的に活用していくことをおすすめします。ここでは、いつくかのオススメサービスを紹介します。

アビリティクラウド
サービスの説明
「アビリティクラウド」は、イグニション・ポイント フォース株式会社が運営する。
DXに関するフリーランスのコンサルタント・エンジニアのマッチングサービス。
- 最短で24時間以内に案件紹介(平日)
- 豊富な元請案件。高単価
- 最短翌日入金(案件完了から)
POD(Professionals On Demand)
サービスの説明
「POD(Professionals On Demand)」は、株式会社ワークスタイルラボが運営するフリーコンサルタント向けの案件紹介・求人紹介サイトです。
- スキルやご経験にフィットする案件を紹介
- 独自のネットワークによる豊富な事業会社直案件
- 稼働後もクライアントとの間に入り手厚くサポート
BTC AGENT
サービスの説明
「BTC
AGENT」は、株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングが運営するフリーコンサルタント向け案件紹介のサービスです。専属のコンサルタントがフリーランスを徹底的にサポートし、働きやすい環境をつくります。独自案件や非公開案件も多数。
- 平均単価147万円 高額案件多数
- 独自のハイクラス、非公開案件h多数
- コンサルタントが徹底したサポート
フリーコンサルBiz
サービスの説明
「フリーコンサルBiz」は、アクシスコンサルティング株式会社が運営するフリーコンサルタント向け案件紹介やキャリア支援を行うサービスです。外資やITのハイクラス案件に強い特長があります。
- 独自ルートにより豊富なプライム(直請け)案件
- 高単価でやりがいのあるプロジェクトを提供
- フリーコンサルタントのキャリア支援も充実
FreeConsultant.jp
サービスの説明
「FreeConsultant.jp」は、株式会社みらいワークスが運営するフリーコンサルタント向けの案件紹介・求人紹介サイトです。
700社以上の取引実績を持ち、効率的に希望の案件を探せます。
- 低稼働・リポート案件多数
- 元請け案件ゆえに高単価
- 上場企業が運営する安心サポート
ハイパフォコンサル(High Performer Consultant)
サービスの説明
「ハイパフォコンサル(High Performer Consultant)」は、 INTLOOP株式会社が運営する、フリーランス向け案件紹介サービスです。
大手だけあり、戦略、PMO、SAP、最新テクノロジー案件など多数保有しています。
- 直請け、上場企業案件多数のため、高待遇の案件を提供できる
- 業界最速水準の翌月15日払のほか、充実したフォロー
- 18年以上の信頼と実績。長期的なお付き合いを提供
Strategy Consultant Bank
サービスの説明
「Strategy Consultant Bank」は、株式会社Groovementが運営するハイクラスのフリーコンサル向け案件紹介マッチングプラットフォームです。
大手ファーム出身のアドバイザーがご希望の案件を無料でお探し、弊社プライム・非公開案件も多数ご紹介。
- 高単価の戦略・業務案件が中心
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サービスの説明
「MATCHIN.CEO for LANCER」は、株式会社C.D.UNITEDが運営するITプロ人材向け案件紹介マッチングプラットフォームです。
社長(経営者)とのマッチングをメインとし、週1からの案件賞を紹介しています。
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株式会社 C.D.UNITED